【体験談】HSP・内向型だとわかりました

うつ病・HSP

社会人になってから、なんとなく生き辛さを感じてはいました。

実際に適応障害になり、その後うつ病になって、心理学やメンタル系の本を読むようになり

「HSP」という言葉と「内向的」という言葉を知りました。

 

驚くほど自分が当てはまっていて、生き辛い正体はこれか・・・と感動しました。

そこで、私がHSP・内向型だと判明したときの、違和感や辛かったことを簡単にお話します。

もし私と一緒だ・・・という人がいれば、HSPや内向型に当てはまるかもしれません。

人の視線が気になる

仕事場は普通のオフィスで、机が向かい合わせになって島を作っている感じでした。

パソコンも低かったので、常に目の前の人の顔が見えている状態です。

 

オフィスではそれが普通でしたが、私は嫌でした。

後ろのチームもパソコンの画面が見えるくらいの距離だったので、常に誰かから見張られている感覚でした。

まぁ仕事なので、上司が部下を見張るのは当然なんですが・・・。

中にはリラックスして伸びをする人もいましたが、私は伸びなんかできず、くしゃみもしゃっくりもできませんでした。

今になって、常に緊張している環境でいい仕事ができるわけないな・・・と思います。

匂いが気になる

鼻が敏感で、特に汗の匂いが嫌いです。

オフィスは男性も女性もおじさんもいるので、たくさんの匂いが籠もります。

体臭が苦手な人が近くにいたりすると苦痛でした。。

エレベーターも苦痛でしたが、私のフロアはかなり上層階だったので、使わないわけにはいきません。

(社長と乗り合わせしそうなときは10階分くらいの階段を登りました。。。。別に使ったらダメとかはないんですが、いたたまれなくて・・・)

 

通勤電車も苦痛でした。

それなりに混んでいる電車だったので、もちろん汗の匂いはしてきます。

あとは、学生時代によく痴漢にあっていたので、おじさんが苦手だったのもあるかもしれません。

電話しているときに話を聞かれるのが嫌だった

社内電話がよく、本当によくかかってきました。

常にどこかしらの電話が鳴っている状態です。

 

自分が話している内容を人に聞かれるのが嫌で、小声になったりしていました。

小声で話すともちろん相手にも聞きづらいですし、何話してた?と聞かれることもありました。

まぁ部下の面倒を見るのは上司の仕事なので・・・当たり前のことなんですが、私は辛かったです。

 

飲み会の予約や病院の予約をするときでも、人がいない場所と時を選んで電話をしていました。

会話の後は一人反省会をする

会話の後に「あれ言わなければよかったなぁ」「もっとこう言えばよかったなぁ」「余計な事を言ってしまったなぁ」「気分を害していないかなぁ」と一人で反省会をします。

これは当たり前のことだと思っていたのですが、HSPや内向的の本を読んでいるうちに、普通の人はしないということを知りました。

子供のころから当たり前にしていたことなので、大人になってから知ってびっくりしましたね。

 

特に電車で帰りが一緒になった時や、飲み会のときに話しすぎてしまい、後から後悔することになります。

人見知りですが、初めて会った相手とは頑張って話そう!と空回りして、たくさん喋ってしまい、仲良くなってくるとあんまり話さなくなるタイプです。

 

初めて会ったときは賑やかな印象を持っていたのに、結構大人しい人だったと言われることがよくあります。

待ち合わせ時間よりも早く到着してしまう

待ち合わせ時間よりも早く着いてしまいます。

友達の待ち合わせも、知っている場所でも10分くらいは早めに着くようにしています。

初めて行く場所なんかは、迷ってもいいように1時間くらい余裕を持って行くことも・・・

でも、大抵は道を入念に調べているので、早く着いてしまうんですよね・・・。

 

就職活動をしているときも、基本的に早く着きすぎて、近くで時間を潰していることが多かったです。

しかし、会場に一番に着いて一番前に座り、たくさん質問をしていたので、会社からの印象は良かったみたいです。

 

だからと言って、待つのが嫌いなわけでもなく、人が遅刻をしてもそんなに気にしません。

そもそも無断で何時間も遅刻をして、謝らないような人は友達にならないというのもありますが・・・

人が怒られている場面が苦手

これも大人になってから知ったことです。

大抵の人は、誰かが怒られている場面を見るのが嫌だと思っていました。

 

他人の前で怒らなくてもいいのにな・・・気分悪いな・・・と思っていましたが、普通の人はなんとも思わないみたいですね・・・

むしろ、怒られている場面をみて、この人は弱いと思って一緒に攻撃し始める人もいました。

怒られている人は大抵、優しくて内気な人なので、怒られている側に共感してしまうのもあるかもしれません。

 

会社でも怒られている場面を見るのが嫌ですが、お店や引っ越しのときに若い子が怒られているところも見たくありません。

お客さんに見えないようなところでやってほしいなと、いつも思っています。

完璧主義

完璧主義も大人になってから発覚しました。

自分は完璧主義ではないと思っていたくらいです。

 

失敗したときや、中途半端になるのが嫌で、始めることを諦めたり、

事前準備に時間がかかりすぎて、その時点で体力切れになってしまうということもありました。

引きこもりでも平気

これも最近わかりました。

子供の頃から漫画やゲーム、アニメが好きで、家で遊ぶことが多く、趣味のほとんどがインドアです。

学生時代はアルバイトもしていましたが、そんなに自由になるお金は稼いでいなかったので、基本はお金のかからない遊び方をしていました。

 

一週間家から出なくても平気で、むしろあまり出なくない方です。

いろんな人から「外にでたくない?」「暇じゃない?」「買い物とか行きたくない?」と聞かれますが、家の中での趣味がたくさんあるので、暇じゃないし、買い物はネットでできるしなぁ・・・と思っています。

 

普通の人は暇なことが苦痛だそうです。

私は暇な時間があれば、好きな料理を作ったり、マンガを読んだりアニメを見たり、気分が乗れば在宅ワークをしたりするので、大丈夫なのです。

ただ、日光を浴びないと健康に悪いので、窓際で日光浴をするようにはしています。

最後に

私が普通の人と違うな、なんだか生き辛いなと思っていたことをお話させていただきました。

後にSNSや書籍でHSPや内向型という言葉が出てきて、完全にこれだな・・・と自分の正体がわかったような気がしました。

 

今はHSP・内向的という言葉が広まって、理解もされてきたのであまり辛いとは思わなくなってきました。これが自分の個性で自分らしさということだとも、理解しています。

 

もし、お話したことが当てはまる人がいたら、

HSP、もしくは内向的かもしれません。

 

SNSでは同じような感性の人たちがいて、それに関する書籍もたくさん出ています。

もしかしてHSP・内向的かも・・・?という人は、そういった本やSNSを探してみると、少しは気が楽になるかもしれません。

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